パラリンピックは注目されないことが多いですが、面白くメダルの期待がかかる競技があります。大会前に知っておくと、より楽しめますよ。
車いすテニス
男子:国枝 慎吾(くにえだ しんご)
2004年にアテネパラリンピックで斎田悟司選手とのダブルスで金メダルを獲得。
2つのグランドスラムタイトルを持ち、2006年に世界ランキング1位になりました。
2020年1月時点でシングルは世界ランキング1位、ダブルスは7位となっています。
前回のリオデジャネイロ大会ではダブルスで銅メダル、前々回のロンドン大会ではシングルスで金メダルを獲得。
2020年には36歳とベテランになりますが、東京パラリンピックでは
シングルス、ダブルスともに金メダルも期待ができます。
女子:上地 結衣(かみじ ゆい)
2014年に21歳135日で、女子車いすテニスダブルスで史上3人目となるグランドスラム達成。
「女子車いすテニスにおける最年少での年間グランドスラム」でギネス世界記録に認定されています。
車いすテニスを11歳から始めて14歳の時に、史上最年少で日本ランキング1位になっています。
前々回のロンドン大会ではシグルス・ダブルスともにベスト8。
前回のリオデジャネイロ大会ではシングルス銅メダル、ダブルスでベスト4を受賞。
着実に力を伸ばしており、2020年東京オリンピックではシングルス・ダブルスでメダルの期待がかかります。
アーチェリー
男子:上山 友裕(やまもと ともひろ)
2011年に初めて出場した国内のパラ大会で2位。
国内大会では常に上位を受賞しています。
世界でも2018年アジアパラ競技大会で個人9位・ミックス戦2位、
2019年にはワールドランキングトーナメントリザーブ1位・ミックス戦4位、
パラアーチェリー世界選手権大会でリザーブ6位・ミックス戦8位入賞しています。
リオデジャネイロ大会では個人7位に入賞。
東京パラリンピックでも上位入賞は必須、メダルも期待できる実力の持ち主です。
女子:岡崎 愛子(おかざき あいこ)
事故の影響で首から下にまひが残るなか、地道にトレーニングを行い介助者とともに東京パラリンピックの出場枠を獲得しました。
聖火リレーにも選ばれています。
初めての大会は2018年。
国際大会も2019年6月に初出場、その大会でミックス戦3位に輝きました。
経験は浅いものの国内大会では1位・2位と上位受賞しており、メダルも期待ができます。
車いすバスケットボール
男子:ロンドン大会9位、リオデジャネイロ大会9位と悔しい成績が続いている。
女子:ロンドン大会、リオデジャネイロ大会ともに出場を逃す。
男女ともに、近年は選手が強豪国のチームに移籍するなど個人の力はパワーアップしています。
是非メダルに期待がかかるところです。
いかがでしたか?
あまり知らない競技や選手がいたかもしれませんが、せっかくの東京でのパラリンピック、
一緒にメダル獲得に向けて応援しましょう♪