2020年は、お家のなかで過ごすことが多くなりましたね。毎年、年末に大掃除をしているという方も「今年は思ったより汚れているな」と思いませんか?2021年もきれいで快適な空間で過ごすために、今日は年末の大掃除について場所別に掃除方法やコツをご紹介します。
大掃除を始める前に
まずは、大掃除を始める前に、必要な道具や洗剤などを準備しましょう。汚れているといってもお家の中ですので、薬局やホームセンターに売っているもので構いません。
●ぞうきん
●スポンジ
●歯ブラシ
●ゴム手袋
●ほうき
●各場所に適した洗剤や薬剤
基本的には、上記のものがあればOKです。足りないものはないか、洗剤が少なっていないか確認しておくとよいでしょう。
年末の大掃除は”後回しにしがちな場所”を中心に
つづいて、場所別に大掃除の方法をご紹介します。年末の大掃除は、汚れがたまりやすい場所や普段丁寧にできない場所、手の届きにくい場所などを中心におこなうのがおすすめ。とくに、水回りの掃除は手を抜かないようにしましょう。
※洗剤を使用するときは、しっかり換気をしながらおこなってください。
キッチン
キッチンは、とくに換気扇やガスレンジの汚れが気になりますよね。換気扇やガスレンジには、油汚れとほこりが混ざって落ちにくい汚れとなってしまいます。そのため、きれいにするには油汚れ専用の洗剤を使用するか、アルカリ性である重曹やセスキ炭酸ソーダがおすすめです♪もし落ちにくいときは、少しなじませてからふきあげるとよいでしょう。
浴室や洗面所
浴室や洗面所は、排水溝の汚れや臭いが気になりませんか?今は、薬局やスーパーにも排水溝専用の洗剤が売られています。排水溝にかけておき時間をおいて洗い流すだけでキレイになる優れものです♪これだけで排水溝の汚れや臭いはすっきりしますが、細かい場所の落ちない汚れはスポンジや歯ブラシを使って丁寧に磨いていきましょう。黒カビだけでなく、ピンクの汚れも要注意!見逃さないよう、しっかり磨いてくださいね。
玄関
玄関は、思っている以上に汚れがたまりやすい場所です。靴箱の中も一度空っぽにして、ほうきで掃くかぞうきんでふきあげましょう。また、靴箱は非常に湿気がたまりやすいです。カビやダニの発生につながるので、しばらく換気してあげましょう。玄関の床も、ほこりや靴底の汚れで黒ずんでいれば、少しの洗剤をつけて磨くときれいになりますよ♪(床の素材に注意して使用しましょう)
エアコンや加湿器
エアコンや加湿器の掃除は、だれもが後回しになりがちですよね。内部洗浄となると故障のおそれもあるので控えたほうがよいですが、必ずフィルターの掃除はやっておきましょう。フィルターは、だれでも簡単に取り外せるようになっています。故障・感電防止のため電源プラグを抜き、フィルターを取り外したら、フィルターの裏側から水を優しくかけてください。それだけでホコリがきれいに取れていきます。細かいほこりやごみは、綿棒で優しく取り除くのがおすすめです。洗浄後は、カビ防止のためきちんと乾かしてくださいね。
大掃除を効率よく!掃除のコツは「天気」と「手順」
さいごに、大掃除を効率よくすすめるためのコツをご紹介します♪
天気をチェック!晴れの日の午前中が最適
年末は寒さも厳しい時期ですので、水回りのお掃除となると大変ですよね。お仕事の合間をみつけて大掃除をするなら、できるだけ「晴れた日」におこないましょう。日差しによって気温が高くなるだけで寒さも少しマシですが、メリットはそれ以外にも……♪
エアコンや加湿器のフィルターをお掃除したとき、きちんと乾かしてから設置してほしいのですが、天気が悪いと乾きにくいですよね。また、お布団やカーペットなどを干す場合も同様です。寒い時期ではありますが、できるだけ暖かい日を選びましょう。冬場は日照時間が短いので、日が出ている午前中から始めてくださいね♪
手順は「上から下、後ろから前」
また、掃除のときは「上から下、後ろから前」の基本を守りましょう。たとえば、きれいに本棚をふきあげたあと、その上にあるエアコンを掃除すると、本棚がまたホコリでいっぱいに……。基本を守って掃除すれば、二度手間にならず効率よくお掃除できますよ。
今年の汚れは、今年のうちにきれいにするのが基本♪年末はあれもこれもと忙しいですが、ぜひ時間を見つけて大掃除をおこなってくださいね!