今「OODAループ」という言葉が流行っていることをご存知でしょうか。
そもそも、OODAループを初めて聞くという方がほとんどかもしれません。
今回は、その「OODAループ」について、比較対象となる「PDCAサイクル」と共に解説していきます。
PDCAサイクルとは
PDCAサイクルは、ビジネスマンであれば聞いたことがあるでしょう。
PはPlan(計画)、DはDo(実行)、CはCheck(評価)、AはAction(改善)というもので、
物事を順序だてて行い、より成果を出すための手法として取り入れられています。
PDCAを回すことで改善され、完成度の高い結果にたどりつく為、ルーティンワークなどの同じ内容をやり続ける仕事に関して最適な手法と言えます。
この方法は全世界に浸透しているのですが、ここ最近になってその考えが怪しくなってきたのです。
それは、営業やマーケティングなどの「人の気持ちや行動」に向き合う業界では、
PDCAサイクルが回せないという問題が起きているからです。
厳密にいうと、「回せない」のではなく、「回すことで不利なことが出る」ということです。
営業やマーケティングでは、相手とのやり取りの中で目的や手段がコロコロ変わります。
その為、
①計画を立ててもそれ通りに行かない場合
や、無理にPDCAを回そうとして、
②結果にたどり着くのが遅くなってしまう
という問題があるのです。
そこで、このような状況がどんどん変わるような現場に対して、有効な手法として新たに登場したのが
「OODAループ」です。
OODA(うーだ)ループとは
OODAループは、OはObserve (観察)、OはOrient (状況判断)、 DはDecide(意思決定)、AはAction(行動)という意味で構成されています。
初めの観察の段階で相手についてよく知り、それを踏まえて状況判断をして具体的なプランを考え、実行に移すといった流れになります。
その為、PDCAサイクルと違い臨機応変に対応し、その都度方針を決めて行くという手法で、
これが、流動的となる営業やマーケティング業界では役立つ方法なのです。
このように、PDCAとOODAにはそれぞれの特性があり、使うフィールドによって効果の発揮の仕方が違います。
PDCAは製造現場や継続して何かを行う現場に効果的で、OODAは営業やマーケティングなどの状況変化が激しい現場で効果的なビジネスモデルです。
ですので、どちらが正しいというわけではく、その状況にあった手法をうまく取り入れ、仕事の効率化・目標達成に役立ててもらえたらと思います。
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