当社の転職サポートでは、専任コーディネーターからのお仕事紹介だけではなく、国家資格を持つキャリアコンサルタントによる面談も実施しています。キャリアコンサルタントは「お仕事紹介」ではなく、転職活動の進め方やキャリアビジョンについてのお悩みなど、転職希望者の適性や考え方をベースにして“客観的な目線”からキャリアプラン構築のお手伝いや助言をしてくれる存在です。この記事では、キャリアコンサルタントの概要を含めて、当社のキャリアコンサルタントのご紹介や活用するメリットをご紹介します。
「転職に悩んでいる」「自分に自信がなく進むべき道がよくわからない」このような方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
キャリアコンサルタントについて
一般的に、キャリアコンサルタントとは、単なるお仕事紹介だけに留まらず「キャリアコンサルティング」をおこなう国家資格保有者のことです。一人ひとりの適性や考え方をベースに、転職はもちろんのことライフプランを含めたキャリアプランの構築のお手伝いやスキル活用の指南をおこないます。あくまでキャリア選択をおこなうのは相談者自身であり、キャリア実現のための情報提供や助言などを専門的な知見をもってサポートする役割を担っています。
自分を見直すきっかけに
自分自身でキャリアについて考えようとすると、自らの経験や思い込みなど限られた情報しかないため偏った考えになってしまいがちです。しかし、キャリアコンサルタントはキャリアに関して知見が広いため、相談者はキャリアコンサルティング(面談など)を通じて正しい情報を知ることができたり自分自身の特性や価値観、能力などに気付いたりするなど、客観的な視野を取り入れることができるようになります。
今、キャリアコンサルタントが不可欠な存在に!
近年、経済や社会状況は大きく変化してきており、その中で一人ひとりの働き方も多様化してきました。多くの企業で副業が認められるようになったりフリーランスとして活躍される人が身近に増えてきたりと、その変化を実感している人も多いのではないでしょうか。そんななか、私たち労働者は「定年までひとつの会社で働くこと」だけではなく、さまざまなキャリアについて考えその可能性と向き合う機会も増えてきています。
そこで、自分だけのキャリアを形成し、理想の働き方を実現するためにどのようにしてキャリア構築をしていくべきか、その過程をサポートする人材としてキャリア育成・開発・活用のプロであるキャリアコンサルタントの存在が大きくなってきています。
キャリアコンサルタントを活用する3つのメリット
「仕事の紹介やキャリアのことなら転職エージェントでもいいのでは?」「自分でもできそう」そう思う方もいるかもしれません。しかし、キャリアに詳しいキャリアコンサルタントを活用することには大きなメリットがあります。ここでは、キャリアコンサルタントを活用すべき3つのメリットについてご紹介します。
1.客観的な意見を聞くことができる
1つ目は「客観的な意見を聞くことができる」という点です。ただ他人の意見を聞くのではなく、“キャリアに詳しいプロの目線”からアドバイスを受けることができるのは情報が多い就職・転職・キャリア選択というシーンにおいては非常に大きなメリットではないでしょうか。単に仕事の悩みを打ち明けるのではなく、自分自身の市場価値を知ることができ、改めて自分自身のキャリアをしっかりと冷静に見つめ直す機会にもなるはずです。
2.自分の特性や能力に気付きやすい
2つ目は、「自分の特性や能力に気付きやすい」という点です。たとえば、転職活動などにおいても、最初の段階で“キャリアの棚卸”をおこない、これまでの経験や獲得したスキル等をリストアップし今後どのように活かせるかを考えていきます。しかし、市場に詳しくなければスキルや経験の生かし方や活躍できる場所がわからななかったり限定されたりするなど、キャリア形成において大きなデメリットになってしまいます。
しかし、キャリアコンサルティングを受けることで、自分では気づかなかった特性や能力に気付くことがあります。なかには第三者に自分を評価されることに戸惑ってしまう方もいるかもしれませんが、それによって新しい自分を発見できる可能性も広がります。
3.転職などでのミスマッチを防げる
3つ目は、「転職などでミスマッチを防げる」という点です。1~2をふまえて、「自分自身を知る」ということは簡単そうで難しいことがよくわかるかと思います。
たとえば、「やっとの思いで転職を実現したのに入社後にギャップを感じて早期退職となってしまった」という経験のある方も多いのではないでしょうか。じつは、この早期退職もキャリアコンサルティングを受けて自分を深く理解することで未然に防ぐことができるんです。深く、じっくりと自分の気持ちやこれまでの経歴や仕事に対するスタンスなどを掘り起こしていくと「自分の本音」と向き合うことができ、その結果、ミスマッチが起きにくく納得のいく転職・キャリア選択がしやすくなります。
キャリアコンサルティングの流れ・進み方
キャリアコンサルティングは個々の特性を生かしたキャリアデザインやスキル活用の指南が目的ですが、大切なのは「自分自身を深く理解すること」です。ここでは、一般的なキャリアコンサルティングの流れを簡単に紹介します。
1.自己理解
「自己理解」では、自分自身をより深く知り理解を深めていく段階です。自分がどんなものに興味を示し、どんなスキルがあり適性を持つのかを明確化していきます。
2.仕事理解
「仕事理解」では、主に「仕事」「職業」について深堀りしていきます。これまでの経験や現在の仕事、またこれから挑戦したいと思っている仕事、どんなキャリアルートがあるのかを考えます。労働市場や企業に関しても理解を深めて、知らなかったことに出会えるプロセスでもあります。
3.啓発的経験
「啓発的経験」では、キャリア選択の意思決定の前に、体験することでより職業・職務に対して理解を深めていきます。インターンシップなどがその一例です。
4.意思決定
「意思決定」は、1~3をふまえてキャリアを選択し、今後のキャリア形成に向けて取り組んでいく意思決定をします。キャリアプランを作成したり、その実現に向けた中長期的または短期的な目標を設定したり、必要なスキル開発や職業訓練などに関する情報収集をおこないます。自分自身でおこなうには非常に難しいプロセスですが、キャリアに詳しいキャリアコンサルタントからアドバイスや情報提供を受けられるのは大きなメリットです。
5.方策の実行
「方策の実行」では、キャリア形成に向けて具体的な計画を立て実行していくプロセスです。もちろん、ここでも状況を把握しつつキャリアコンサルタントが必要に応じたサポートをおこないます。
6.適応
1~5までを実行し、新たな仕事・役割・職場に「適応」していきます。
参考:厚生労働省「キャリアコンサルティングの流れ」
キャリア形成のプロセスの大切さ
このようにしてキャリアカウンセリングは進んでいきますが、1~6どのプロセスも疎かにせずおこなうことが大切です。「理解」「決定」「実行」「振り返り」のなかで、ご自身の気持ちが見え隠れすることがあります。小さな悩みや疑問、興味を「見える化」することで、「自分の本音」「理想のキャリアビジョン」が見えてくるでしょう。
クラスにもキャリアコンサルタントが在籍しています!
当社では、キャリアコンサルタントとの初回面談を無料で実施しております。というのも、初めからエージェントの担当者と話すと緊張してしまったり考え方がまとまっていなかったりすることも多いため、まずはキャリアのプロであるキャリアコンサルタントと面談を通しご自身のご経歴や仕事に対するスタンス・思考などをヒアリングさせていただきます。初回面談でキャリアコンサルタントと話し自分を向き合う時間を取ることで、その後の仕事紹介もスムーズにいきやすくなります。
キャリアコンサルタントはエージェントではないからこそ、エージェントとは違う目線でヒアリングをすることができますし、ご自身も第三者に「話す」ことで悩みや不満が明確になっていきます。もちろん、その後にエージェントと話すことで答えがかわることもあるかもしれませんが、このプロセスを大切にしてもらうことで失敗しない転職・キャリア選択にもつながるはずです。ぜひ、転職・キャリア選択にお悩みの方はクラスにご相談ください。
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