今回は、「自己肯定感」についてお話します。
そもそも「自己肯定感」がなにかをご存知ですか?
「自己肯定感」とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいいます。
これは、肯定的な側面、そして否定的な側面も含めて、ありのままの今の自分を受け入れられているかということです。
日本はこの「自己肯定感」が低いといわれています。
内閣府が出したデータによると、日本の若者のうち自分自身に満足している者の割合は5割弱自分には長所があると思う人の割合は7割弱で、いずれも諸外国と比べると最も低い状態です。
また、年齢層別で見た場合に、10代後半から20代前半にかけてその差が大きいことが分かります。
出典:内閣府 平成26年版 子ども・若者白書(全体版) 特集 1 自己認識
(https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/tokushu_02.html)
このように自己肯定感が低いとどうなるかというと、
例えば、会社で大きな仕事を任されたとしても「私にできるかな?」と不安になったり
「絶対にミスをしないようにしなければ!」とプレッシャーを感じすぎてしまったりします。
このような状態になってしまうと、もちろん本人自身も心にゆとりがなくなり、どんどん気分が落ちてしまいますし、周りの人にも悪い影響を与えかねません。
特に、働き盛りの20代にこのような傾向が多い事は、到底良い状態とはいえません。
そこで、今この「自己肯定感」を高めることがあらゆるところで推奨されています。
ただ、自己肯定感を高めるぞ!と意気込んで、物事を何でもポジティブにとらえようとしたり、私ってすごいんだよね!と思うことが「自己肯定感」を高めるわけではありません。
冒頭で述べたように、自己肯定感は、「ありのままの自分を受け入れられているかどうか」ということです。
その為、高める方法としては「事実を受け入れること」。
ただこれだけです。
具体的な例でいうと、朝通勤中に道端で転んだとします。
自己肯定感が低いと「最悪だ!きっと今日は一日いい事ないんだ…」と思いがちです。
しかし、それを「まあ、転ぶことだってあるよね。」と転んだことを受け入れるようにするのです。
「自己肯定感」を高めることで、マイナスの感情を持つことが少なくなります。
それが定着することで、自分自身の長所・短所に関しても「私はこんな人」と受け入れることができるのです。
もし、自己肯定感が低いなと感じる方は、是非今日から始めてみてください!
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