以前も掲載しました、「売り手市場」についてのお話を今回も少しさせて頂きます。
日本は今、売り手市場真っ只中にあります。
そんな情勢に対して、簡単に転職できると考えている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、あらゆるメディアでも報じられているように、2020年の東京オリンピックまでの向こう2年間はこの状況は保たれるでしょう。
しかし、オリンピックに関係なく、現段階で「売り手市場」がどの職業・職種にも当てはまるとは限りません。
これを勘違いしている方が少なくないのです。
特に、リーマンショック以降の就職難の経験がない20代前半の層が、「売り手市場」の本質を知らずにこの考えに陥っている場合が多いのです。
オリンピック景気による建築業界、超高齢化社会による介護業界のように、人手不足に悩んでいる業界はあるものの、その他の業界へ転職を考えている方は要注意です。
上記に当てはまる方に気を付けて頂きたいこと
・転職後の業界の需要
・ご自身の市場価値
転職を考えている業界が、今後伸びしろがあるのか、また、今のタイミングで転職するのがベストなのかを確認してみましょう。
さらに、ご自身の能力が次に任せられる仕事にレベルが達しているのかも、振り返ってみる必要があります。
採用されたはいいが、会社が求めているレベルに自分が到達していないと元も子もありませんね。
こんなはずじゃなかった、と会社も自分も後悔しないように事前にしっかりと調べ、意味ある転職を目指しましょう。
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