コロナウイルスの感染拡大を機に、自分のキャリアを見直したり考えたりする時間が増えたことで、「働き方」について悩んでいる方が増えています。前向きに転職について考える人もいれば「転職したいけどうまくいくかな……」「何から始めればいいかわからない」「相談できる人がいない」という悩みを抱えた方も多いようです。
今、働き方はますます多様化し「転職」という選択肢は当たり前になりつつあります。しかし、どうして転職したいのか、なにを目標に転職するのかが明確になっていないと、理想の転職はできません。今回は、転職に悩むあなたが決断するためにどんな考え方・どんな行動が必要なのかお伝えします。転職しようか迷っている、決断できず悩んでいるという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
転職の迷い…決断できない原因は「自己分析不足」
「転職したいけどうまくいくかわからない」「なかなか転職に踏み切れない」……転職に迷いが生じて決断できない原因は、多くの場合“自己分析不足”にあります。なぜ悩んでいるのか、なぜ転職したいのか、なにがしたくて転職するのか、これまでの自分のキャリアや経験、考えをしっかりと見直し、整理しておかなくては転職を成功させることは難しいです。
転職の迷いをなくす4つのポイント
そこで、転職の迷いをなくし決断するために以下のことを実践していきましょう。簡単なように思えますが意外に大変です。じっくりと自分に向き合い考えてみましょう。
1.転職理由を明確にする
まずは、しっかりと今の自分を分析することからはじめ、転職理由を明確にすることです。転職したい理由は人それぞれですが、転職によって「今の悩みが解決するか」ということが大切です。たとえば、部署内の雰囲気や人間関係に悩んでいる場合、別の部署への異動ができないか、上司や人事に相談することで転職しなくても問題を解決できる可能性もあります。
今抱えている不満や不安がすぐに「転職」に直結しがちですが、今の職場にいるままでも解決できる方法はあるかもしれません。転職は「逃げ」ではありませんが、きちんと考えなければ転職先で同じ悩みを抱えてしまうこともゼロではないので、じっくりと考え慎重に判断することが大切です。
2.客観的な意見を聞き、取捨選択する
転職を考えたとき決断をするのはもちろん自分自身ですが、周囲の意見を聞いてみることも大切なことです。悩んでいるとき、壁にぶつかってしまったとき、ひとりで考えていると冷静に考えることができず解決の糸口が見つからないこともよくあります。
日常生活で考えてみてください。たとえばものを紛失したとき、ひとりで探しているとなかなか見つからないのに、他の人が探し始めるとすぐに見つかったり……という経験はありませんか?周囲の声を聞くことは、自分では思いつかなかったことや目をむけていなかったことに気づくことができるチャンスなんです。
ただし、すべての意見を真に受けてはいけません。あくまで決断をするのは自分自身なので、適切に取捨選択する必要はあります。転職したい理由、転職の軸に合わせて、自分にとって必要な情報かどうかフラットな視点で取捨選択する能力も大切です。
3.自分の長所や短所を受け入れ理解する
自分を分析していくと、改めて自分自身の長所や短所に気づくことができます。もちろん長所は自信をもってアピールしていきたいことですが、短所もなかったことにしてはいけません。むしろ、短所は長所を活かすためのポイントだと思ってみてはいかがでしょうか。短所を受け入れることはむずかしいことですが、だれもが持ち合わせているものなので決して恥ずかしいことではありません。
4.長期的な視野で考えてみる
転職に失敗した方からよく聞くのが「○○しておけばよかった」「○○してから転職すればよかった」という言葉。たとえば、「転職先をもっとリサーチしておくべきだった」「前の職場でもう少し頑張ればよかった」などです。目先のことばかり考えて転職した結果、このような事態に陥ってしまうのでしょう。
転職を考えるとき、「将来のこと」は無視できないこと。きちんとキャリアプランやライフプランを考えたうえで転職をするのと、そうでないのとでは、結果や満足度も大きく異なります。苦しい状況だと「早く転職したい……」という気持ちになりますが、じっくりと将来設計をして転職することで今後の人生にもプラスに作用します。長期的な視野で検討することを忘れないでください。
「転職」がゴールではない!理想の人生にするためには
仕事を投げ出したくなったとき、現状がつらくなったとき、どうしても「転職」を真っ先に考えてしまいますが、迷った先の決断のゴールや選択肢が「転職だけしかない」というわけではありません。先述したように、まずはじっくりと自分の考えや状況などを冷静に振り返って、これから先のことも視野に入れて考えていくとよいでしょう。
また、「客観的な意見を取捨選択することが大切」とお伝えしましたが、自分自身の考えと選択に責任を持つことが大切です。他人の意見に振り回されてばかりいては、転職を成功させることはできませんが、自分以外の声を聞くことで「自分が気づいていないこと」に気づくチャンスになり、その結果冷静に判断・決断できるようになります。とくに、転職活動がうまくいっていない時期には、マイナス思考になってしまうことも多く自己肯定感も低下しがちです。
そんなときはぜひ客観的な意見を取り入れて、今の状況を打開し転職を成功させる解決策を考えるようにしましょう。家族や友人、同僚などに相談するのもよいですが、転職市場に詳しい転職エージェントやキャリアに詳しいキャリアコンサルタントなどに相談するのもおすすめです。
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また、一般的な1on1のように上司と部下が話すものではありません。弊社に所属する国家資格を持った、キャリア支援のプロのキャリアコンサルタントである“第三者のサポーター”に転職やキャリアに関するお悩みを相談できるのが大きな特徴です。自分では考えつかないことや解決策もサポーターから提案してもらうことで、自分自身をしっかり振り返ることで、今までモヤモヤしていたことが晴れ、やりたい事・やるべき事が明確になります。
コロナ禍で人とのコミュニケーションや関係性が希薄になっており、誰かに話を聞いてもらったり相談したりすることすら難しくなっていますが、転職活動でお悩みの方はもちろん、現在の仕事でキャリアについて不安がある方は、ぜひ弊社の「WORK DOCTOR」を利用してみてはいかがでしょうか。お問い合わせやご相談、いつでもお待ちしております。
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