転職の基礎知識

【転職履歴書の書き方完全版】新卒用との違いから記入例まで

|更新日 2026.10.27

「転職用の履歴書は、新卒の頃と何が違うのだろう」「ブランクがあるけれど、どう書けばいいのだろう」と悩んでいませんか。中途採用では、これまでの経歴や経験を簡潔に伝えつつ、意欲を示すことが大切です。この記事では、厚生労働省の様式例をベースにした正しい書き方や、パソコン作成のマナー、項目別のポイントを分かりやすく解説します。一人で不安を抱え込まず、納得のいく転職活動を進めるためのヒントにしてみてください。

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転職履歴書は新卒用と何が違う?フォーマットと選び方

転職用の履歴書は、新卒時とは異なり、社会人としてのこれまでの経歴や専門性を簡潔に伝える大切な書類です。どのようなフォーマットを選べばよいか、基本的な特徴から見ていきましょう。

中途採用で求められる履歴書の役割

転職用の履歴書は、氏名や連絡先といった基本情報と、これまでの学歴・職歴の全体像を正確に伝えるためのものです。

新卒の就職活動では学生時代の経験やポテンシャルが重視されましたが、中途採用では「これまでどんな経験をしてきたか」という実績がベースになります。ただし、具体的な業務内容や成果の詳細は、一緒に提出する職務経歴書に詳しく記載します。そのため、履歴書はプロフィールやこれまでの経歴をコンパクトにまとめる役割があると考えると分かりやすいでしょう。

限られたスペースの中では、簡潔な経歴の提示に加えて、人柄や仕事に向き合う姿勢、仕事に対するモチベーションを伝えることが大切です。詳細なエピソードは面接や職務経歴書に譲り、履歴書では全体のバランスを見ながら分かりやすくまとめるという選択肢もあります。初めての転職で何を書くべきか迷ったときは、無理に情報を詰め込まず、経歴の概要と基本的な志望理由をすっきりと整理することを意識してみてください。

厚生労働省の推奨する様式例の特徴

現在の転職活動では、厚生労働省が作成している履歴書の様式例をベースにしたフォーマットが広く活用されています。

厚生労働省の様式例は、公正な採用選考を行うための配慮が取り入れられている点が大きな特徴です。以前の履歴書に比べて不要な項目が整理され、性別欄の記載が任意になるなど、個人の能力や適性に基づいた選考をしやすいつくりになっています。また、自己PR欄や志望動機欄のスペースが十分に確保されているフォーマットもあり、これまでの経験や仕事への熱意を自分の言葉でしっかり伝えたい方に適しています。

履歴書のフォーマット選びに迷ったら、まずはこの厚生労働省の様式例を参考にしてみるという選択肢もあります。特定の形式に決まりがない場合は、自分のアピールしたいポイントに合わせて書きやすいレイアウトのものを選ぶと安心です。経歴や志望動機をどのように配置すれば見やすくなるか悩んだときは、一人で抱え込まずに、キャリアの専門家に相談しながら準備を進めていくのも一つの方法です。

手書きとパソコン作成はどちらが良い?基本のマナー

履歴書を作る際、手書きとパソコン作成のどちらを選ぶべきか悩む方は多いですが、企業からの指定がない限りはご自身のやりやすい方法で進めて問題ありません。それぞれの特徴を知り、丁寧に作成することが大切です。

パソコン作成と手書きの有利不利はない

「手書きの履歴書でなければ熱意が伝わらないのではないか」と不安になるかもしれませんが、近年の採用活動において手書きとパソコン作成による有利不利はありません。パソコン作成の履歴書は、すっきりと読みやすく、情報の整理整頓が得意というメリットがあります。修正や別の企業への再応募の際にもスムーズに対応できるため、忙しい方や効率よく準備を進めたい方に向いている方法です。

一方で、手書きの履歴書には、丁寧な文字から温かみや人柄が伝わりやすいという良さがあります。文字を書くことに自信がある場合や、手書きを指定する企業を受ける際には手書きを選ぶという選択肢もあります。ご自身の状況や職種の雰囲気に合わせて、無理のない方法を選ぶことが一番大切です。どちらの形式であっても、内容がしっかりと伝わるように心を込めて作成しましょう。

作成時に注意したいNGマナー

履歴書を作成する際には、採用担当者に良い印象を与えるための基本的なマナーを守ることが大切です。特に注意したいのが、筆記用具の選び方や記入内容の統一感です。手書きの場合は、途中で消せるボールペンや鉛筆を使うのは避け、黒の油性または水性ボールペンを使用します。万が一書き損じてしまった場合は、修正液や修正テープを使わずに、新しい用紙に書き直すのがマナーです。

また、日付や学歴・職歴の年号表記にも気をつけましょう。西暦と和暦が1つの書類の中で混ざっていると、細かな部分に目が行き届かない印象を与えてしまうことがあります。最初から最後まで、どちらの表記で統一されているか必ず確認しましょう。パソコン作成の場合も、フォントサイズや行間がバラバラになっていないか印刷前にプレビューでチェックすることをおすすめします。細かなミスを防ぐために、提出前には必ず自分で声に出して読み返したり、家族や信頼できる人に一度目を通してもらうと安心です。

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項目別!転職履歴書の正しい書き方と記入例

転職用の履歴書は、基本情報から志望動機まで各項目の役割を理解して書くことで、これまでの経験と仕事への意欲をスムーズに伝えることができます。職務経歴書との違いも意識しながら、項目別の具体的な書き方を見ていきましょう。

基本情報と学歴・職歴欄の書き方

日付や氏名などの基本情報と、学歴・職歴欄は、採用担当者が応募者の経歴を正確に把握するための大切な項目です。ルールを守ってすっきりと見やすく仕上げることがポイントになります。

まず、一番上の「日付」は、郵送の場合は投函する日、手渡しの日なら面接当日の日付を記入します。西暦と和暦は、履歴書全体を通して必ずどちらかに統一しましょう。氏名は楷書で丁寧に書き、フリガナは住民票に記載されている通りに「ひらがな」または「カタカナ」で揃えます。

学歴・職歴欄を書くときは、以下のポイントを意識してみてください。

  • 学歴は中学校卒業または高校入学から書き始め、学校名は略さず正式名称で記載する
  • 職歴は1行目の中心に「職歴」と書き、その下にすべての入社・退職の経歴を古い順に並べる
  • 会社の名称は株式会社なども省略せずに書き、部署の異動や昇格なども必要に応じて簡潔に加える
  • 職歴の最後には右寄せで「以上」と書き、その下の行に退職理由を「一身上の都合により退職」と簡潔に添える

退職理由を細かく書く必要は基本的にありません。「一身上の都合により退職」としておき、詳細は面接などで聞かれたときに自分の言葉で説明できるようにしておくと安心です。結婚や引っ越しなど前向きな理由であれば、選考の中で自然に伝えていくという選択肢もあります。

免許・資格と志望動機の書き方

保有している免許や資格の正確な記載と、熱意が伝わる志望動機の作成は、選考通過を左右する重要なポイントです。どのような点に気をつければよいか、具体的な書き方を確認していきましょう。

免許・資格欄は、取得した年月日の古い順に書いていきます。自動車免許や英検、TOEIC、MOSなど、業務に関連しそうなものはすべて正式名称で書きましょう。「普通自動車第一種運転免許」のように省略せずに記載するのがマナーです。現在勉強中の資格があれば、「〇〇試験取得に向けて勉強中」と書き添えることで、向上心をアピールすることもできます。

志望動機は、数ある企業の中でなぜこの会社を選んだのかを論理的に伝える場所です。他社でも使い回せるような抽象的な表現は避け、これまでの経験を応募先でどう活かせるかを結びつけて書くことが大切です。

  • 応募先企業の事業内容や理念に共感した具体的な理由を盛り込む
  • 前職までの経験や身についたスキルが、新しい職場でどう貢献できるかを結びつけて書く
  • 「長く働きたい」という気持ちだけでなく、仕事を通じて実現したいビジョンを自分の言葉で表現する

志望動機を一人でまとめるのが難しいときは、これまでのキャリアを振り返りながら強みを見つける作業が必要になります。自分の経験がどう評価されるか客観的な視点が欲しいときは、無理に一人で悩まずにキャリアの専門家に相談してみるという選択肢もあります。アドバイスを受けながら整理することで、より説得力のある志望動機に仕上げることができます。

「空白期間や転職回数が多い」ケース別履歴書の書き方

キャリアのブランクや転職回数があっても、伝え方を工夫することで前向きな姿勢は十分に採用担当者へ伝わります。ここでは、それぞれのケースに合わせた具体的な書き方を見ていきましょう。

経歴に空白期間がある場合の伝え方

結婚や出産、育児、介護、またはキャリアの充電期間など、仕事をしていない期間があると「どう書けばいいのだろう」と不安になりますよね。履歴書に空白期間がある場合、無理に取り繕う必要はありません。事実を簡潔に記載し、その期間に得た経験や前向きな姿勢を伝えるという選択肢もあります。

例えば、育児や介護に専念していた期間であれば、その旨を短い言葉で添えるのが一般的です。資格の勉強やスキルアップに時間を費やしていたのであれば、その学びを簡潔に書き添えると前向きな印象につながります。

空白期間を隠そうとすると、かえって面接でマイナスの印象を与えてしまうことがあります。どのような理由であれ、その期間をどう捉え、これからどう働きたいのかを整理しておくことが大切です。一人でどのように書くべきか悩んだときは、キャリアの専門家に相談してみるのも安心への近道です。

転職回数が多い場合のまとめ方のコツ

転職回数が多い場合、すべての経歴をそのまま書くと、履歴書がごちゃごちゃして見えてしまうことがあります。すべての企業名を羅列するのではなく、職務経歴書とあわせて全体に一貫性を持たせる書き方を意識してみましょう。

転職回数が多いこと自体が直ちに不利になるわけではありません。それぞれの職場での経験がどのように現在のスキルや強みにつながっているのか、軸を見つけることが大切です。

  • 企業の事業内容や自身の担当業務を簡潔にまとめる
  • 共通して活かせるスキルや専門性を明確にする
  • 転職を通じて実現したかったキャリアの方向性を整理する

これまでの経験はすべて、あなたの大切なキャリアの足跡です。複数の会社で培ってきた適応力や多様な視点は、大きな強みになり得ます。ご自身の経歴をどう見せたらいいか迷ったときは、プロの視点を借りて整理してみるのもおすすめですよ。

完成した履歴書の提出方法とマナー

履歴書が完成した後は、郵送やメールなど応募方法に応じたマナーを守って不備なく提出することが大切です。最後まで丁寧な対応を心がけることで、採用担当者へ良い印象を与えられます。

郵送時の封筒の書き方と切手のマナー

履歴書を郵送する際は、折らずに入れられる「角形2号」の白い封筒を選ぶのが基本です。封筒の表面には右側に宛先住所、中央に会社名を大きくハッキリと書き、左下に赤字で「履歴書在中」と記入して四角く囲みます。裏面にはご自身の住所と氏名を丁寧に書き添えましょう。書類はクリアファイルに挟んでから封入すると、折れや水濡れを防ぐことができます。切手は重さに応じた正しい料金を確認し、貼る位置が曲がらないように注意して貼付するという選択肢もあります。ポスト投函ではなく、郵便局の窓口で重さを量ってもらうと安心です。

メール添付やWeb応募での注意点

履歴書をメールで提出する場合、ファイル形式はレイアウトが崩れにくいPDFに変換するのがマナーです。ファイル名は「履歴書_氏名.pdf」のように、一目で中身が分かるシンプルな名前に設定すると担当者が確認しやすくなります。

メールの件名は「応募書類の送付について(氏名)」のように要件を明確にし、本文では簡単な挨拶と応募の旨を簡潔に伝えましょう。Web応募フォームから提出する場合も、事前にパソコンで作成したデータを手元に用意しておくとスムーズです。送信前には、宛先や添付ファイル名に間違いがないかを必ず見直すという選択肢もあります。

転職履歴書の書き方で悩んだらプロに相談を

転職用の履歴書作りを通じて、これまでの経験を振り返り、これからの働き方を整えていきましょう。

履歴書作成はキャリアを見つめ直す第一歩

履歴書に向き合う時間は、これまでの歩みを振り返り、ご自身の強みや大切にしたい価値観を整理する大切な機会です。結婚や出産といったライフイベントを控えている方や、ブランクがある方にとっても、これからの働き方を見つめ直す良いきっかけになります。過去の経験を言葉にすることで、次のステージへの自信にもつながっていきます。

迷ったらまずはキャリアの専門家に相談してみよう

書き方に迷ったり、自分の経歴をどうアピールすべきか悩んだりしたときは、一人で抱え込まずに私たち株式会社クラスの専任キャリアアドバイザーを頼ってください。今すぐの転職を決めていなくても、情報収集の一環として気軽に相談できる選択肢もあります。あなたのペースに寄り添いながらサポートしますので、まずは相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

実際にどのようなサポートを受けられるのか、加藤 支援実績 – 転職エージェント|株式会社クラスや五十嵐 支援実績 – 転職エージェント|株式会社クラスの事例もぜひ参考にしてみてください。いつでもあなた様からのご相談お待ちしております。

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