人材業界について

面接の過渡期?

これまでも常々書いてきたことですが、就活をするに当たって避けては通れないもの。それは「面接」です。

みなさんが1番緊張するステージ。

今その面接も過渡期を迎えています。

少し前から行われているのが「web面接」。

これはSkypeなどを使って、住んでいる場所がどこであっても面接が可能であるという、メリットがあります。

近年の傾向として、このweb面接を導入している企業は、志願者が年々増えているそう。

そんな中、とうとう「AI面接」までもが登場しました。

webとの大きな違いは、ファーストコンタクトが人ではなくコンピュータであること。

企業から送られるメールを手順通りに進み、スマホなどで回答していきます。面倒な作業もなく、自分の都合の良いタイミングで受けられるのが人気です。

企業にとっても、良い面が。会社が大きければ大きいほど大変な書類選考が、このAIを導入することで、大幅な時間短縮にもなります。

ひとつ気になるのは「AIが一次面接の合否を決めるの?」ということ。

それは違います。「AI面接」によって出たデータを元に、採用担当者たちが自社にとってどのような活躍をしてくれるのかを考え、審査していきます。

AIはあくまで機械なので、問われる内容にきちんと答えなければなりません。

情緒的なものはないので「明るさ」や「元気」が取り柄!というだけでは、ここでは通用しないのも特徴です。

そうなるとやはり回答内容はとても重要。「これまでどんなことをしてきたか」がカギになってきます。

ただこれは専門的なスキルに限ったことではありません。

仕事ではもちろん、様々な場面でトライ&エラーを繰り返してきて得た知識や経験が大切なのです。

面接の種類は時代が移り変わる中で徐々に変化しています。

しかしどの時代でも魅力ある人材というのは変わりません。

面接の相手が誰であっても、これまでの自分に自信を持つことができれば必ず突破できると思います。

 

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