人材業界について

売り手市場から買い手市場へ「事務職」

現在、新型コロナウィルスの影響で経済が大きく傾き、企業の採用の延期やストップで求人数は減少し、会社の倒産や解雇、働いている会社の先行きに不安を感じるなど転職活動を行う求職者は増加の傾向にあります。


出典:2020年5月「職種別の転職求人倍率」(doda)https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/

 

人気職種である事務職の求人倍率は0.20で、5人に1人が事務職を希望されており、この数値は東大受験に受かるより難しいと

言われています。しかし、実際に私どもが直接企業様から聞く倍率は、この数字よりはるかに上回っているようにも感じます。

 例として、ベンチャー企業の営業アシスタント募集の1名枠に対して、2週間で応募者数90人、1次面接数14人、最終面接数3人、採用内定数1名という話を伺いました。 

最終的に採用内定が出た方は、特に事務職経験やスキルが豊富という訳ではありませんでした。しかし、「他の方と異なり自分は何ができるか」、「どう貢献していきたいか」をより明確に話した結果、希望の職種を勝ち取ることができました。

接客業から事務職希望の方と面談でお話させていただいていますと、「人のサポートがしたいから事務職」「パソコンを使う機会が多かったから事務職」という志望動機をよく聞きます。

「よく聞く」ということは数多くの応募者がいる中で、採用担当の方が積極的に「会いたい!採用したい!」と考えるでしょうか。

「前職の時の仕事の目的はなにか」「それに対して自分がどう取り組んだか」「それをどう御社で活かしていきたいか」など、自分だからこその強みを見つけていく必要があり、その能力を今後も伸ばしていかなければなりません。 

エージェントとして、客観的に求職者様の強みを見つけていきたいと考えています。

 

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